売上高、営業利益ともに直前の2024年10~12月期からは減少したものの、操業日数の違いなどが影響した。前年同期比では、売上高の拡大基調に加え、収益性が大きく改善したことが寄与した。
同社は25年の通期業績についても強気の見通しを示した。高付加価値製品である浮体式液化天然ガス生産設備(FLNG)の生産が本格化することで、売上高、営業利益ともに四半期ごとに増加傾向が続くと見込んでいる。
特に下半期には海洋工事の売上高が堅調に推移し、収益改善に貢献する見通し。これにより、通期で6%程度の営業利益率達成も視野に入れる。
税引前利益は、支払利息などの営業外費用を計上したものの、909億ウォンの黒字を確保した。同社の年初からの受注額は、年間目標98億ドルの22%にあたる22億ドル(16隻)となっている。
サムスン重工業の関係者は「年初に示した売上高10兆5000億ウォン、営業利益6300億ウォンの目標達成に向け、順調に進捗している」と強調。「収益性の高いLNG運搬船やFLNGプロジェクトを中心に据えつつ、多様な受注ポートフォリオを構築していく方針だ」と述べた。
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