記念撮影する(左から)安徳根・産業通商資源部長官、崔相穆・経済副首相兼企画財政部長官、ベッセント財務長官、グリア通商代表部(USTR)代表(企画財政部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
記念撮影する(左から)安徳根・産業通商資源部長官、崔相穆・経済副首相兼企画財政部長官、ベッセント財務長官、グリア通商代表部(USTR)代表(企画財政部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ワシントン聯合ニュース】韓米両国が24日(米東部時間)に米ワシントンで開いた財務・通商担当相による「2プラス2」の通商協議で、韓国側はトランプ米大統領が協議に加わるか最後まで動向を注視していたが、トランプ氏が現れることはなかった。韓米の協議に先立って行われた日本との関税交渉ではトランプ氏が直前にSNSで自ら参加すると表明し、赤沢亮正経済財政・再生相と会談しており、トップが直接要求を突きつける可能性に韓国側は神経を尖らせていた。

 協議は韓国から崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官と安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官、米国からベッセント財務長官とグリア通商代表部(USTR)代表が出席し、およそ1時間10分行われた。

 日米交渉とは異なり在韓米軍の駐留経費負担問題も議題に上らなかった。

 トランプ氏はこの日のSNSへの投稿でも韓国に言及しなかった。

 一方、同氏は同日行ったノルウェーのストーレ首相との会談後の記者会見で、同席したベッセント財務長官に各国との貿易交渉に関して説明するように指示。ベッセント氏は「きょう韓国と非常に成功した会議を開いた」として、「韓国は最善の提案を持ってきた。われわれは韓国がそれを履行するか見守る」と述べた。


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