李在明氏はこの日、国立墓地の国立ソウル顕忠院を訪れたが、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の墓を参拝する際に男が「手紙を渡す」と近寄ったため、現場にいた警察の警護官が男を引き離したという。
警察は大統領選の警護に前回の大統領選より20~30人多い計180人を投入する。
李次長は、各候補者に専任の警護チームをつける予定だとし、各党と協議を続けていると説明した。
6月3日の選挙当日には最高レベルの非常令「甲号非常」を発令する。甲号非常は警察力を100%動員でき、警察官の年次休暇は取り消される。
警察は全国の278の警察署に「24時間選挙事犯捜査状況室」を設置。警察官2117人が金品授受、虚偽事実流布などの5大選挙犯罪について情報を収集している。
これまでに43件、97人が摘発され、このうち88人が5大選挙事犯だった。
警察は大統領選翌日の6月4日から、選挙犯罪に対する集中捜査に乗り出す方針だ。
ディープフェイク(AIで生成した偽の画像・動画)を利用した選挙犯罪は広域自治体(17市・道)警察庁のサイバー課が捜査するという。
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