資本欠損から一転事業拡大へ、リファービッシュで頭角表すKREAM=韓国
資本欠損から一転事業拡大へ、リファービッシュで頭角表すKREAM=韓国
IT機器のリファービッシュ(整備済み)サービスを提供するクリーム(KREAM)が、一時の資本欠損状態から回復し、事業拡大に乗り出している。同社には、IT大手のネイバーが持ち分90%を保有している。

同社の2023年における売上高は、前年比3倍増の1222億ウォン(約122億1228万円)、営業損失は400億ウォン(約39億9747万円)で黒字転換した。月間アクティブユーザー(MAU)は140万~160万人と、安定的に成長している。

リファービッシュサービスはスマートフォンから始め、タブレット端末、ノートパソコン、スマートウォッチなどへ拡大。1~3月期の取引量は2024年10~12月期に比べ63%増加した。修理履歴のないIT機器を選別、検収した後、S・A・B等級に分けて販売する事業を、BtoC(企業・消費者間取引)で行っている。

同社の関係者は「検証された品質の中古IT製品に対する需要が急増している」と説明している。

このほか「スマホの時価」サービスでも利用者を拡大する。これは中古スマホなどの予想販売価格を案内し、買い入れや精算までをワンストップで支援するサービスだ。ファッションブランド「アンダーマイカー」における実用性の高いライン「MU.」の単独販売を行うなど、ファッション事業も拡大している。
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