制作会社のモファクスタジオが28日に明らかにしたところによると、「キング・オブ・キングス」は前日までに累計興行収入5451万ドル(約77.8億円)を達成した。「パラサイト」の米国最終興行収入は5384万ドル(約76.8億円)で、これをわずかに上回った形だ。
この記録更新により、「キング・オブ・キングス」は米国で公開された韓国映画の中で、トップの興行成績を収めた作品となった。
同作品は今月11日(現地時間)の北米公開直後から注目を集め、ボックスオフィスでジャック・ブラックとジェイソン・モモア主演の「マインクラフト・ザ・ムービー」に次ぐ2位に初登場した。その後も落ち込みが少なく、口コミ効果もあって着実に観客動員を伸ばしている。
観客の評価を基に算出される米国の映画市場調査「シネマスコア」では最高の「A+」評価を獲得するなど、専門家だけでなく一般観客からも高い評価を得ている。
モパックスタジオのチャン・ソンホ代表が脚本と監督を務めたこの作品は、19世紀英国の小説家チャールズ・ディケンズの著書『主イエス様の御生涯』(The Life of Our Lord)を原作としている。イエス・キリストの誕生から、布教、受難、そして復活に至る生涯を描いた物語だ。
声優陣には、ケネス・ブラナー、ユマ・サーマン、ベン・キングズレー、ピアース・ブロスナン、フォレスト・ウィテカーといったハリウッドの有名俳優が名を連ねており、これも話題の一因となっている。
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