仮想通貨基盤予測プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)と米国デリバティブ取引所カルシ(Kalshi)の参加者が米国経済に対する見通しを否定的に変えていると報じられた。両プラットフォームは、2025年第1四半期の米国国内総生産(GDP)がマイナス成長を記録すると予測している。
米国は2022年以降、四半期ごとにプラス成長を続けており、今回のマイナス転換は景気後退のシグナルとして解釈される可能性がある。
この日、カルシでは米国の第1四半期のGDP成長率見通しがわずか1日で0.5%から-0.4%に急激に下方修正された。ポリマーケットも同日、米国経済が縮小する可能性を70%に反映し、一日前までは概ね楽観的な見通しだった。
このような雰囲気転換は、カナダ総選挙の結果発表直後に現れた。米国の第2の貿易相手国であるカナダは、自由党所属のマーク・カーニー(Mark Carney)を首相に選出し、彼は米国との貿易戦争に強硬な対応を予告していた。
市場参加者の視線は、4月30日に発表予定の米国経済分析局(BEA)の公式GDP指標に集中している。この報告書は、ドナルド・トランプ大統領の関税政策が経済に与えた影響をより明確に示すと予想される。
予測市場は、実際の出来事に連動した契約を取引する方式で機能し、2024年には従来の世論調査と同じくらい信頼できる予測結果を示した。特に、トランプの大統領当選と共和党の議会支配を正確に予測したという評価を受ける。
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