「共に民主党」の選挙対策委員会の発足式に出席した李在明氏=30日、ソウル(聯合ニュース)
「共に民主党」の選挙対策委員会の発足式に出席した李在明氏=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の罷免に伴い実施される大統領選(6月3日)で革新系最大野党「共に民主党」の公認候補に選出された李在明(イ・ジェミョン)前代表は30日、「(大統領選において)重要でないものはないが、前回の大統領選の経験からみれば、フェイクニュース対策が非常に重要だ」と述べた。

 李氏はこの日、共に民主党の選挙対策委員会発足式に出席した後、記者団から「今回の選対委で最も注力する組織はどれか」と問われるとこのように述べ、「政策に関する情報、候補に関する情報が歪曲(わいきょく)されないことが非常に重要だ」と強調した。

 一方、選対委の組織のうち李氏直属の人口委員会を新設した理由については「選挙(運動の)過程でも候補として関心を持っている事案について引き続き強調するという意味」と述べた。

 李氏は「人口問題はわが国の非常に深刻な問題の一つ」とし、次期政権では新政権への移行を準備する政権引き継ぎ委員会は構成されないため、人口関連の政策を直ちに執行できるよう計画を立てる必要があると説明した。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40