それでは、朝ドラマのタイトルに最も多く使われている単語とは、一体何だろうか?
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KBS、MBC、SBSなど地上波放送3社が1998年1月から現在まで放映した朝ドラマの内、タイトルを分析した結果、128個の単語中“愛”が12回(9.4%)と最も多く使用されていた。
朝ドラマのタイトルをカテゴリー別に分類すると“女性”にあたる単語が全部で16回(12.5%)使われていた。これらの単語は“女”、“新婦”、“母”、“娘”、“姉妹”、“(女子高)同級生”、“おばさん”、“女王”、“魔女”などである。
また“別れ”や“出会い”、“誘惑”など、異性関係と関連した単語が10回(7.8%)の割合で登場しており、“結婚”や“離婚”、“再婚”など結婚に関連した単語は3回登場していた。
“花束”や“100日紅”、“花園”、“バラ”など、花と関連した単語もタイトルに6回(4.7%)登場していた。
このような結果は、朝ドラマの主要視聴者となる30代以上の主婦の意識をタイトルに反映したと分析できるだろう。
文化評論家イ・ヨンミ氏は「朝ドラマは、専業主婦の中でも夫を出勤させた後、ジムへ出かけるなど余暇にお金を費やすのは経済的に難しい庶民を対象にしていると見られる。嫁姑問題、不倫、別れなど、朝ドラマの行き着く先がタイトルに反映されている」と分析している。
文化評論家キム・ホンシク氏は、花関連の単語が多く使われることに関して「花は主婦たちが望む理想的な世界と、花のようになりたいという欲望を象徴している。地味でありながらも親しみやすい花たちが中心になることは、庶民的な情緒を反映している」と述べた。
放送局別に好むタイトルに関しても、興味深い結果となった。KBSテレビ小説の場合、“約束”、“人生”、“故郷”、“風景”など回顧的な単語が多く使用しており、“ウナ”、“ブニ”、“スンオギ”など登場人物の名前をタイトルに使っていることがわかった。
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