「原油事故忘れないで」＜BIG BANG＞がMVでメッセージ

「新曲『赤い夕焼け』の歌詞は単なる愛の歌ともとれますが、原油流出事故が起こった西海岸になぞらえて読み取ることもできます」――。
韓国男性5人組グループ＜BIG BANG（ビッグバン）＞が5日、セカンドアルバム『リメンバー』の発売に合わせ、タイトル曲『赤い夕焼け』のミュージックビデオを公開した。イ・ムンセの同名ヒット曲のサビをサンプリングした『赤い夕焼け』は、従来のリメークとは一線を画し、新たな解釈に基づき軽快なラップと聴きやすいメロディーを挿入した。

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同曲のミュージックビデオで＜BIG BANG＞は、忠清南道・泰安で発生し、西海岸に拡大した原油流出事故を忘れないよう遠まわしに呼びかけている。ビデオの中のメンバーは大勢の市民とともに泰安郡にある安眠島の夕焼けを眺め、水産市場を訪れ、エビや刺身などの海産物に舌鼓を打つ。再び西海岸を訪れてほしいとのメッセージだ。

メンバーらは「多忙なスケジュールのために西海岸の（油除去）ボランティアに参加できなかったのが常に気になっていた。事故から1年が過ぎようとしている今、事故の事実が人々の記憶から消えていくようで残念」とし、このミュージックビデオを見てもう一度西海岸に足を運んでくれればと話した。

セカンドアルバムは2年ぶりに発売されるフルアルバムとなる。11曲のうち8曲が新曲で、そのほかヒット曲『嘘』『1日1日』などのリミックスバージョンが収録された。ボーカルの実力が伸びたとされるV．I（スンリ）のソロ曲『ストロングベイビー』も収録されている。