チャ・テヒョンが18日、インタビューに応じた。彼はイメージチェンジに関する質問をよく受けるが、そのたびに、無理に変わろうとするよりは今のイメージをうまく活用するほうがいいと答えてきた。
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ファミリーコメディー映画『過速スキャンダル』は、役者としてのあいまいな年をカバーできる作品で、彼が常にやろうとし、また、やりたいと思う明るい映画だと紹介した。「あいまいな年じゃないですか、メロドラマも何ですしね。いつか子どもを持つ父親役を演じることになるでしょうが、今回のキャストも父親といえる役です。思っていたよりちょっと早いですけど(笑)」
映画は、元アイドル歌手のラジオDJが、彼の娘だと言い張る、子連れのストーカーと出会ってからのハプニングを描く。チャ・テヒョンはドラマ『総合病院2』で演じる、医大6年とインターン1年を通じて常にトラブルメーカーで、できのいい同僚とぶつかり合う医者役と比較し、むしろ『過速スキャンダル』のほうが『総合病院2』よりテンションの低いキャラクターだと分析した。『過速スキャンダル』は状況設定がコミカルなのであって、彼が演じる役自体が笑わせるわけではないという。平凡なキャラではないが、これまでの人生のせいで自然とそうした行動が現れる人物のため、“オーバー演技”は必要なかった。実際の自分の姿に近い設定がとても多く、「わたしを想定して書いたシナリオなのでは」と思ったほど。
チャ・テヒョンはインタビューの間中、『過速スキャンダル』は単なるファミリーコメディー映画というよりは、音楽映画の性格が強いと強調した。ほかの登場人物が音楽的に並外れていたり、チャ・テヒョンも歌を披露、共演のパク・ポヨンも苦労しながら4曲をこなしたと語った。彼は歌手としての活動経験もあり、映画『覆面ダルホ~演歌の花道~』では演歌歌手として登場し歌の実力を見せた。また、昨年はラジオ音楽番組でも進行役を務めている。
自分の持つそのままの姿を見せる『過速スキャンダル』より、今は周りからの期待も高い『総合病院2』を心配している。実は、医者役は別のドラマでも経験があるため、それほど欲は無かった。結局出演が決まったが、周囲の関心の高さにびっくりし、少々プレッシャーも感じているようだ。
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