韓国歌手Rain(ピ)のニューアルバム『Rainism』の同名タイトル曲が、保健福祉家族部傘下の青少年保護委員会から“青少年有害媒体物”の判定を受けた。
 
今回の措置は24日から効力が発生し、アルバムは「19歳未満への販売禁止」のステッカーが貼られ販売される。所属事務所の<ジェイチューン・エンターテインメント>は、問題となった同曲の一部歌詞を修正したクリーンバージョンを制作、音楽サイトに配布し、放送活動や公演などで使う計画だ。青少年保護法第10条は「青少年に性的欲求を刺激する扇情的なものや淫乱なもの」を青少年有害媒体の審議基準として明示している。

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所属事務所側は、「曲全般のプロデュースを担当したRain(ピ)が、以前から構想してきたスティックパフォーマンスのため蓋然性(がいぜんせい)のある歌詞を応用したもので、扇情性を意図したものではない」と説明した。今回の判定については、本来の意図とは関係なく審議委員の再解釈により歌詞が象徴する内容が恣意的に受け入れられ処分されたと分析しつつも、「法の方針であるため謙虚に受け止める」とした。

一方、歌謡界関係者らはアルバムが先月発売され、すでに青少年やファンらが購入した上、問題の曲も歌われているほど広まった状況だと指摘し、判定の実効性に疑問を投げかけている。
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