韓日FTA交渉再開への実務協議、半年ぶり開催へ

【ソウル26日聯合】韓国と日本の自由貿易協定（FTA）交渉再開問題を扱う実務協議が、約半年ぶりに開かれる。
　外交通商部の安豪栄（アン・ホヨン）通商交渉調整官は26日の定例会見で、韓日FTA交渉の再開に向けた検討と環境づくりのための第2回実務協議が来月4日にソウルで開催予定だと明らかにした。韓国からは外交通商部の李ミ妍（イ・ミヨン）FTA政策企画課長が、日本からは外務省の赤堀毅・日韓経済室長がそれぞれ代表として出席する。

イ・ミヨン の最新ニュースまとめ

　韓日は2003年10月の首脳会談で交渉開始に合意した後、1年余りにわたり交渉を続けたが、農産物市場の開放と貿易逆調の改善に向けた環境醸成などで意見の溝が狭まらず、2004年末以降は事実上交渉が中断されている。

　両国はことし4月の李明博（イ・ミョンバク）大統領の訪日時に、交渉再開を検討する実務レベルの協議を行うことで合意した。6月に東京で課長クラスの初協議を開いたが、日本が依然として消極的な態度を示した上、当時日本が独島を自国領と教科書に記載することを決めるなど状況が良くなかったため、次回以降の日程を定められなかった。