可楽洞の市場でおばあさんを抱きしめ激励する李大統領(4日撮影)=(聯合)
可楽洞の市場でおばあさんを抱きしめ激励する李大統領(4日撮影)=(聯合)
【ソウル19日聯合】大統領選挙から1周年を迎えた19日、李明博(イ・ミョンバク)大統領はホームページに掲載した国民へのメッセージを通じ、「2009年がすべてのことを決めるとの気持ちで、初心に帰り一生懸命走りたい」と意欲を示した。現在の危機を克服することはもちろん、未来に向けた数々の国政課題・公約を力強く進めていくとした。
 特に、先ごろソウル・可楽洞の農水産物市場で会った露店のおばあさんに言及し、「わたしはあのおばあさんのような人々の涙を拭くため、利己心を持たず一生懸命働いていく」と誓った。

 続けて、これまで国政をきちんと立て、グリーン成長のビジョンを樹立し、国民和合と国の先進化にまい進してきたと振り返りながら、「経済再生を願う国民の望みを受け入れベストを尽くしてきたが、世界的な経済危機で韓国もどうしようもなく辛い時期を迎えることになった。大統領として申し訳なく思う」と述べた。その上で、韓国の新たな跳躍に向け、もう一度力を合わせてほしいと国民に呼びかけた。経済危機を乗り越え、「国民成功時代」「先進一流国家」を築き国民に報いたいと締めくくっている。


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