チェ・ジウと主演ドラマ支援で日本人観光客誘致…釜山

釜山市が代表的な韓流スター女優、チェ・ジウを前面に押し出し日本人観光客誘致に乗り出す。

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　釜山市は13日、SBSで放映中のドラマ『スターの恋人』の撮影支援および釜山観光広報協約を、制作サイドと締結した。協約式にはSBS、ドラマ共同制作会社オリーブナイン、日本の広告代理店大手・電通の韓国代理店ブレーンズネットワーク関係者らが出席した。チェ・ジウが主演する『スターの恋人』は、4月からはNHKと衛星チャンネルのKNTVなどを通じ日本全域で放映される予定だ。

　ドラマ撮影は現在も続いており、今月18日からは1週間ほど、広安大橋やヌリマルAPECハウス、乙淑島など釜山の主要名所でロケーションを行う。市はドラマ撮影に関する各種行政的支援を提供し、制作サイドはドラマを活用した釜山市観光広報に協力することにし、了解覚書（MOU）を締結した。

　また釜山市は今後、劇中チェ・ジウが訪れるデートコースやショッピング場所など主なロケ地を訪問する観光商品を開発し、日本人観光客を誘致する考え。2月4日にはヌリマルAPECハウスでチェ・ジウとファンとの交流会とドラマ撮影体験イベントを開催する計画だ。
制作サイドは釜山ロケシーンを5分程度の観光広報用映像にまとめ、釜山市に提供する。市はこれを日本の韓流ファンに向けた観光マーケティングに積極的に活用する。

　釜山市のキム・グァンフェ観光振興課長は「ドラマでは釜山がチェさんの故郷という設定だが、実際も同じ。韓流を代表するチェさんが主演するドラマを通じ、釜山の美しい自然が日本に紹介されれば、観光客誘致に大きな効果を得られるはず」と期待を示した。