【ソウル11日聯合ニュース】韓国人気グループの<SHINHWA(シンファ/神話)>と<BIG BANG(ビッグバン)>が、応援グッズが違法に製作され大量に流通されていることを受け、法的措置を取るなどして商標権侵害に強く対応する方針を示した。
<SHINHWA>の所属事務所は11日、所属事務所とファンクラブが製作したオフィシャル応援グッズ以外の違法商品を製作・流通する業者を摘発し法的措置を取ると明らかにした。<SHINHWA>のロゴに対する商標権登録も行うという。<BIG BANG>の所属事務所も、<BIG BANG>のロゴやオフィシャル応援グッズを商標権登録すると発表した。

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人気グループの所属事務所がこうした措置に踏み切ったのは、コンサート会場や放送局の公開放送現場で違法グッズが売られ、ファンの間で衝突がたびたび起きるためだ。ファンによると、特定グループを象徴するカラーや形のグッズを別のグループのグッズでは使用してはならないという不文律がある。<SHINHWA>はオレンジ、<東方神起>はパールレッドなどグループカラーが決まっており、これに基づき応援グッズが製作される。

最近、<SHINHWA>のファンが<BIG BANG>のファンに怒りを覚える事件が起きた。<BIG BANG>の一部のファンが公演や公開放送の会場でグッズを勝手に売る業者から買った蛍光棒が、<SHINHWA>を象徴するオレンジ色に<BIG BANG>のロゴが入っていたため。怒った<SHINHWA>のファンは、両グループの所属事務所に電話で抗議するなど、グループカラーを守ろうと乗り出した。

こうした事件を受け、<BIG BANG>所属事務所のファンクラブ担当者は最近、オフィシャルブログに「<BIG BANG>の名前を無断で使用したり、<BIG BANG>と関係ないカラーで製作される蛍光棒が増えている」と告知し、別のグループのファンと衝突を招くグッズは同事務所と全く関係のない製品のため購入しないよう呼びかけた。

<SHINHWA>の所属事務所は、国内だけではなく、日本、中国などでも<SHINHWA>のロゴを無断で使用した違法グッズが大量に流通していると言及し、今回の事件をきっかけに商標権侵害に積極的に対応する考えを明らかにした。

ある音楽関係者は、ファン同士の衝突問題もあるが、許可なく製作された商品は各事務所の売り上げにも大きな打撃を与えると指摘。日本や米国などは肖像権、商標権などを徹底的に管理しており、韓国もこうした問題に対する世論喚起が必要だと述べた。

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