チョン・イル の最新ニュースまとめ
チョン・イルは昨年7月から『帰ってきた一枝梅』の撮影にかかりっきりだ。週に1日しか休めないという過密スケジュールをこなす日々が半年以上続く。アクションシーンが多いだけに、けがにも悩まされる。すべって右足首の靭帯(じんたい)が伸びたり、ひどい風邪で1週間ほど寝込んだこともあった。今では「打撲傷程度なら笑って済ませる」という。
撮影がハードなだけでなく、ドラマの演出を担当するファン・インレ監督からは厳しい演技指導も受けた。自分なりにキャラクターのコンセプトをつかんで演じたが、ドラマの序盤で見せたのっぺりした演技には悔いが残る。「ロボットのようだという指摘も受けました。一枝梅は成長しながら多くの経験を重ね英雄になっていきます。僕も初めは何もわかりませんでしたが、監督にしかられながら成長しているようです」。
特にラブシーンがぎこちないという指摘については、これまで誰かと長くつきあったことがなく、2年半前に交際していたときも、恋愛よりは当時出演していたシチュエーションコメディー『思いっきりハイキック』の方が重要だった。「これからは本当の恋愛をしてみたい」と話す。また、ワイヤーを使うアクション演技については、映画のように綿密に準備できず、最初はワイヤーを使っているというのが分かるほどだったが、今後ははるかに自然な演技を披露できそうだと語った。
こうした努力のおかげで、最近では「一枝梅のようだ」という言葉をよく耳にするようになった。『思いっきりハイキック』の高校生ムードを捨て去り、男性らしいイメージがにじみ出ており、一部では整形疑惑まで出ているとか。「そういう誤解を受け、気分は悪くないですね。『思いっきりハイキック』の撮影終了後はブランクがなく、整形手術を受ける暇もなありませんでしたが」。
『帰ってきた一枝梅』の視聴率は放送開始からしばらくは20%前後だったが、次第に伸び悩むようになっている。チョン・イルは、今後のストーリーでは義賊から英雄になる一枝梅の姿が描かれ、おもしろくなると話す。「できるだけ原作漫画の一枝梅に近づくよう演技しながら、チョン・イル独自の一枝梅の魅力を伝えていきたい」と自信をのぞかせた。
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