ソ・ジソブ(左)とシン・ヒョンジュン=13日、清州(聯合ニュース)
ソ・ジソブ(左)とシン・ヒョンジュン=13日、清州(聯合ニュース)
忠清北道の清州国際空港で13日、ソ・ジソブシン・ヒョンジュン主演の韓国SBSドラマ『カインとアベル』の制作発表会が開かれた。あちこちにドラマの大型ポスターがはられ、花束やプレゼントを手にした日本人ファン300人余りも待ち受けるなど、空港はお祭りムードに包まれた。

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ドラマ責任者のホ・ウンSBSプロデューサーは、「2年がかりで準備した野心作。華やかさだけでなく、緻密(ちみつ)で精巧な映像を誇る」と自信を見せた。個人の選択と集団の利己主義の間で葛藤(かっとう)があり、人間ゆえに感じざるを得ない孤独とそれを治癒できる愛が溶け込むドラマだと紹介した。

『カインとアベル』は全20回放送。血のつながらない外科医兄弟の行き違う運命を描く。脚本家のパク・ケオク氏は、愛されない者たちの、愛されるためのもがきがメーンテーマだとした。

2004年のKBSドラマ『ごめん、愛してる』後に入隊、これが久々のドラマ復帰となるソ・ジソブは、「4年ぶりにドラマに出演することになった。これまで『カインとアベル』に対するうわさも多かったが、それだけに十分準備してきた。期待してもらっていい」と笑顔で語った。

シン・ヒョンジュンは久しぶりに演じる強烈なキャラクターを、「悪人だとは考えていない。登場人物のうち一番かわいそうなやつかもしれないとも思う」と評した。ハン・ジミンも「ベストを尽くすことがどういうことなのか、このドラマで感じている」と意欲を示した。

ドラマには清州市が5億ウォンを支援し、撮影の大部分が同地で進められる。

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