【ソウル5日聯合ニュース】美術家の横尾忠則さんの個展が4日にソウル・昭格洞のギャラリー「アラリオソウル」で始まった。Y字路をモチーフとした油絵「Y Junction」シリーズのほか、過去に手がけたポスターも展示する。
 「Y Junction」シリーズは、街灯など人工的な光に照らされた路地の風景を土台に、キャンパスを左右に分かつY字路を描いており、見る人にさまざまな想像の余地を残す。身近ながらも超現実的な空間のように感じられる作品だ。

 横尾さんはポスターなどを手がけるグラフィックデザイナーとして活動後、1981年からは美術家に転向し油絵に取り組んできた。訪韓した横尾さんは「ポスターは1981年に作業をやめた。ポスターと違い、絵画は仕事ではなく人生そのもの」だと話した。

 個展は来月12日まで。

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