鄭元長官は「わたしは政治家であり、政治家は政治の現場で国民とともにすべきだというのが、到達した結論だ。失敗から教訓を得て、国民に慰労と希望を届けるために、再び政治の現場に戻る」と強く述べた。自身の出馬に民主党内で反発があることに関しては「批判があるのは承知しているが甘受する。そこに含まれる愛情を受け止めたい」と述べた。
首都圏ではなく出身地の全州市徳津区から出馬する背景については、故郷で偶然選挙が行われることになり、前回の総選挙大敗で脱力していたが、多くの人に出馬を勧められたためと説明した。民主党から公認を得られなかった場合について質問が上がると「わたしは党旗揚げの先頭に立った人間。鄭東泳が入り助けになるのならば、そうしたこと(公認落選)はないだろう」と自信を示した。
米デューク大学で研修中の鄭元長官は、先ごろ聯合ニュースの電話取材に対し、周囲からのアドバイスで米国生活を終え帰国することを決心したと明らかにしていた。
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