【ソウル13日聯合ニュース】大検察庁は13日、違法な政治資金数億ウォンを受け取った政治資金法違反の容疑で李康哲(イ・ガンチョル)元青瓦台(大統領府)市民社会首席秘書官を拘束した。
 検察によると、李元首席秘書官は2004年4月の国会議員選挙と2005年10月の補欠選挙に大邱東区候補として出馬、資金管理担当を通じて事業家から1億5000万ウォン(約995万円)余りを受け取った疑いをもたれている。また、趙栄柱(チョ・ヨンジュ)前KTF社長から5000万ウォン、斗山重工業社長から2000万ウォン、鄭大根(チョン・デグン)前農協中央会会長から1000万ウォンなどを受け取った疑いもある。検察は、李元首席秘書官が受け取った金をすべて選挙資金に使用したと説明している。ただ、李元首席秘書官は同日午前にソウル中央地方裁判所に出頭した際には、鄭前会長から金品を受け取った容疑は認めたものの残りについては否認した。

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 李元首席秘書官は2002年の大統領選挙で、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補の組織特別補佐を務め、盧武鉉政権では青瓦台の市民社会首席秘書官と政務特別補佐官に就いた。
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