歌手イ・ジェジン　軍隊休暇中に失踪か…行方わからず

軍服務中の＜Sechs Kies（ジェクスキス）＞出身の歌手イ・ジェジン（29）が休暇後、軍部隊に復帰していないことがわかり、波紋を呼んでいる。

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軍関係者は16日「イ・ジェジンが2日に休暇のため外出し、6日に戻らなければならないところ、未だに復帰していない」とし「現在、所在が把握できていない状況だ」と明らかにした。

この関係者は「“脱走兵”とは言えないが、復帰後に調査し、何かしらの処置を下す予定だ」と説明した。

またイ・ジェジンが昨年8月25日に軍に再入隊した後、訓練所で自害騒動を起こしたことが伝えられ衝撃を与えている。以後彼は、国軍論山病院と国軍大田病院などを行き来し、さまざまな治療を受けてきた。当時の医師は「イ・ジェジンの症状は予想以上に深刻だ」と伝えている。

イ・ジェジンは入隊直前の昨年5月に母親を亡くす経験をした。さらに、2006年には父親をがんで亡くしている。家族は女性グループ＜SWIT（スウィーティ）＞出身で、現在はプロジェクトグループ＜舞歌堂（ムガダン）＞に所属する歌手イ・ウンジュだけだ。

イ・ウンジュの所属事務所＜YGエンターテインメント＞は「イ・ウンジュも休暇中の兄に会っておらず、所在を知らないようだ」と伝えた。

また、イ・ジェジンは昨年の入隊が2度目となる。彼は2006年からあるゲーム開発業社で産業機能要員として代替服務したが、昨年、大々的に行われた芸能人らの兵役特例非理調査で不実服務協議を受け、再入隊の通報を受けていた。

これに関しイ・ジェジンは、産業機能要員編入取り消しと現役入隊が不当だとし、ソウル地方兵務庁長を相手に取り消し訴訟を起こしたが敗訴。昨年、現役で再入隊していた。