双方は間もなく再度会合を行う予定だが、意見の隔たりがはっきりしているだけに、折衷点を見出すのは容易ではないと思われる。
鄭元長官は25日朝、MBCのラジオ番組に出演し、この会合について言及し「徳津区出馬とともに選挙対策委員長を務め、選挙に責任を尽くし支援すると丁代表に話した」と説明した。党公認候補から外れた場合、無所属で出馬する可能性については「まだ早すぎる話」として、即答を避けた。
一方、丁代表は、24日の会合後に「対立していると見られるのは個人にも党にも良くないこと。離れていればいろいろ考えることもあるが、党の同志であり、小さい問題で争う間柄ではない」と述べた。25日午前に開かれた最高委員会では、鄭元長官が今後、党重鎮らに接触するものと見られ、党指導部も鄭元長官と接触していくと述べながら「接触面が広がれば理解の幅も広くなるだろう」と強調。その上で、「鄭元長官は党をまず先に考えるべき」だと述べた。また、自身も鄭元長官も同じ考えを持っているだけに、党のために良い結果を出せると期待し、そうした結果に向け最善の努力を尽くすと主張した。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0