東大門市場は主要な観光コースの1つながら、不況のためか以前ほどにぎわっていない印象を受けたというクォン・サンウは、「このドラマで東大門のステータスが上がり、アジアのファンが韓国に来たときに必ず立ち寄る空間になってくれたら」と語った。東大門市場に関連するシーンではより楽しく撮影しようと努力しているという。
クォン・サンウ の最新ニュースまとめ
今回のドラマは、童話『王子とこじき』の現代版とも言える設定だ。クォン・サンウは、東大門市場で商売するオ・デサンと財閥一家の次男イ・ジュンヒと、デビュー後初めて1人2役を演じる。デサンは自分にそっくりのジュンヒの提案で、昼間はジュンヒ、夜はデサンとして暮らす“代役アルバイト”を引き受ける。
「初めての1人2役なので、勉強させてもらうつもりで撮影しています。主にストーリーを引っ張っていくデサンはコミカルで突拍子もないキャラクターなので演じるのが楽しいです。視聴者はクォン・サンウが2役を演じると知って見てくれるので、最大限に差別化するのが宿題です」
ドラマではデザイナー志望のソ・ユジン(少女時代のユナ)と息を合わせるが、19歳のユナとは年齢差14歳。若いユナとの共演で「ドラマが終わるころには若返るんじゃないか」と笑わせた。ジェネレーションギャップを感じるほど深い話をしていないというが、撮影現場でユナが携帯電話のテレビ電話機能を使い少女時代のメンバーと話しているところを見て、「こういう風に楽しむんだなと不思議な感じがした」と話した。また、ある日ユナが泣きながら電話をかけてきたので、何かあったのかと心配すると、クォン・サンウの主演映画『悲しみよりもっと悲しい物語』を見て、すぐにかけてきてくれていたというエピソードも紹介した。個人的には、少女時代の中ではユナが1番、次に同じクォン姓のユリが好きだとも語った。
ドラマ出演は、KBS第2『BAD LOVE ~愛に溺れて~』以来、1年以上のブランクがある。しかし、前作が「とにかくパーフェクトに失敗」だったため、前作よりはうまくいくだろうと心理的に楽で、プレッシャーはなかったという。俳優として、すべての作品で100%成功することはできないとしながらも「今回の作品は初心に戻れる現実的で庶民的なストーリー」とアピールした。
芸能界を代表する“モムチャン(筋肉美)俳優”といわれることに「7年間モムチャン芸能人1位というのもプレッシャーではある」と明かしたが、今回のドラマにも、上半身を披露するシーンが2回あるという。1シーンはすでに撮影を終えたが、直前に30分間、腕立て伏せをしてから撮影に臨んだ。「来年も1位に選んでもらえるよう努力しなければ」と笑った。
デサンは100億ウォンを貯金するという目標に人生をかけている男だが、クォン・サンウ自身の目標は何か。
「ドラマ視聴率50%、映画観客1000万人が目標ではありません。制作会社に被害を出さず、長く、飽きられず、努力する姿をお見せしたい」と、俳優としての目標を掲げるとともに、ずっとやりたいビジネスがあったと明かした。幼いころからの友人たちと間もなくフランチャイズ事業を始めカフェを開く計画で、インテリアから照明まで、本人も直接参加するという。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0