【ソウル23日聯合ニュース】朴淵次(パク・ヨンチャ)泰光実業会長が、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領夫妻それぞれに高級時計を贈ったと供述した。検察が22日に明らかにしたところによると、時計は盧前大統領の還暦祝いという名目で贈ったもので、1つの価格が1億ウォン(約727万円)以上するスイス製の高級ブランド品。大検察庁(最高検察庁に相当)中央捜査部はこの供述を確保し、代価性があるかどうか調べている。ただ、同日に盧前大統領側に送った書面質疑書には時計に関する質問は含まれていないという。
 法曹界内外ではこれまで、朴会長が数年間にわたり数億ウォン相当のブランド時計を購入するなど「時計ロビー」を行ったのではないかとの疑惑が持ち上がっていた。一角では、盧前大統領に誕生日の贈り物として時計を贈ったとの主張も出ていた。
 これに関連し盧前大統領側の金慶洙(キム・ギョンス)秘書官は「時計の贈り物とは初めて聞いた。確認する」と話した。
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