中央選挙管理委員会による開票の結果(午後11時10分現在)、全州・徳津で鄭候補は5万7243票(得票率72.3%)を獲得、1万279票(12.9%)にとどまった民主党のキム・グンシク候補に大きく水を空けて当選した。与党ハンナラ党の全熙宰(チョン・ヒジェ)候補は6893票(8.7%)、進歩新党の廉京石(ヨム・ギョンソク)候補は4861票(6.1%)だった。
全州・完山甲選挙区の辛候補は、2万3307票を獲得し当選。得票率は50.4%。1万4919票(32.3%)の民主党・李光チョル(イ・グァンチョル)候補を抑えた。ハンナラ党の太基杓(テ・ギピョ)候補は3454票(7.5%)にとどまった。
今回の選挙で最大の与野党間激戦区となった仁川・富平乙選挙区では、民主党の洪永杓(ホン・ヨンピョ)候補が当選を果たした。3万667票を獲得し、得票率は49.5%。ハンナラ党の李載勲(イ・ジェフン)候補は2万4199票(39.1%)にとどまり、無所属の千明洙(チョン・ミョンス)候補は3568票(5.8%)、民主労働党の金応鎬(キム・ウンホ)候補は3468票(5.6%)だった。
蔚山・北区では、進歩新党の趙承洙(チョ・スンス)候補が2万5346票(49.2%)を得て当選した。ハンナラ党の朴大東(パク・デドン)候補は2万131票(41.4%)、無所属の金寿憲(キム・スホン)候補は4848票(9.4%)に終わった。これで、進歩新党は党旗上げ以来初めて院内に進出する成果を収め、歓喜に沸いた。
開票率が50%を超えた慶州では、親朴系列無所属の鄭寿星(チョン・スソン)候補が48.8%で、ハンナラ党丁種福(チョン・ジョンボク)候補(34.9%)を上回っている。
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