【ソウル19日聯合ニュース】日本の三井化学は19日、LG化学を相手取り特許侵害訴訟を起こしたと明らかにした。
 訴訟対象は、LG化学のエラストマー(弾力性を持つ工業用材料)「SEETEC LC170」と「SEETEC LC670」の2製品。両製品は衝撃補強材として自動車のバンパーに使われたり、ビルの遮音材、靴の底などに用いられる。
 三井化学は、これら製品が自社の韓国特許第71627号(オレフィン共重合体およびその製造方法)の構成をそのまま組み入れるなど、密度や極限粘度、分子量分布などの面で、自社特許が保有するものと同じ物性を持っていると主張。両製品の製造・販売禁止と5億ウォン(約3856万円)の損害賠償を求めている。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0