パク・チソン=31日、ドバイ(聯合ニュース)
パク・チソン=31日、ドバイ(聯合ニュース)
【ドバイ1日聯合ニュース】サッカー・欧州チャンピオンズリーグ(CL)2008-09年シーズン決勝にアジア選手として初めて出場した、英プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のパク・チソンが同試合後、初めて口を開いた。
 イタリア・ローマで先月27日(現地時間)に行われたCL決勝戦、マンU対バルセロナ(スペイン)に出場し夢のピッチを踏んだパクは、韓国時間31日午前、2010年サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア最終予選3連戦に出場する韓国代表に合流するため、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイ空港に到着した。Tシャツにジーパン姿で現れたパクは、「W杯本戦に出場するために来た。早期に本戦行きを決定しなければ」と試合への決意を語った。
以下はパク・チソンとの一問一答。
――今シーズンを評価すると。
「最も満足のいくシーズンだった。故障なく1シーズンを終えた。多くの試合に出場し、よりよいプレーを見せることができたと思っている」
――欧州CL決勝戦に出場した感想は。
「チームが負けたので、特別な感想はない」
――決勝戦では2度の決定的チャンスがあったが。
「自分が(ゴールを)入れられる状況だったが、(相手)ディフェンスがうまかったので、どうしようもない状況ではなかったかと思う」
――残念な部分はなかったか。
「当然、チームが負けたということが残念だが、試合は終わり、取り戻すことのできない時間なので、早く忘れなければならない」
――決勝戦後、英メディアの取材を拒んだ理由は。
「インタビューに答えたくなかった。気分もよくなかったので」
――チームの成績のためか、本人のプレーに関係するのか。
「まずチームが負けたので、それが最も大きい」
――再契約について、チームで話は出ているか。
「まったくない」
――現地メディアでは放出論も出ているが、何か聞いているか。
「聞いていたらもうチームを出ているだろう」
――再契約の見通しは。マンUに残留したいか。
「夏に再契約するかどうかは分からない。どこに(チームを)出たがる選手がいるだろうか。わたしもマンチェスターに残りたいと当然考えている」
――主将として韓国代表に合流する覚悟は。
「ワールドカップ本選に進出するために来た。早いうちに本選行きを決めなければならない。残る試合すべてに勝たなければならないと考えている」
――アジア最終予選3連戦最大のカギは。
「最大のカギはない。どれだけ早く本選進出を決定するかが最も重要だ。決まっている最初の試合が重要で、その次の試合も重要。すべての試合が重要だ」
――韓国代表での自身の役割は。
「わたしが期待しているのは、チームが勝つということ。なすべきことはコーチ陣が支持してくれるので、与えられた役割を100%確実に履行するということだ」
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