「韓国制作陣の姿にほれ込んだ」脚本家の中園ミホ氏

【ソウル5日聯合ニュース】日本の脚本家・中園ミホさんが、第4回アジア放送作家コンファレンスに出席するため韓国を訪れた。
　中園さんは9月に韓国のSBSと日本のテレビ朝日で同時放映される韓日合作ドラマ「テレシネマ」で、チャ・インピョとキム・ヒョジンが主演する「石ころの夢」の脚本を手がけた。「テレシネマ」は日本の脚本家7人が脚本を書き、韓国のプロデューサーと俳優が参加して制作した7作品で構成されており、テレビ放映に先立ち早ければ来月初めにも劇場で公開される予定だ。
　中園さんは5日に聯合ニュースの記者に対し、「脚本を書きながら韓国制作陣の情熱的な姿にほれ込んだ」と言い、ここからアイディアを得て「石ころの夢」では夢を現実にしようとする人々の姿を描いたと説明した。
　また、第2回コンファレンスで同じ時間帯を生きる韓日中の国民が同時間に一緒に見られるドラマを作りたいと提案したが、これが契機になり「テレシネマ」に参加することになったと説明、「韓日両国で愛されれば」と作品への思いをのぞかせた。
　中園さんはこれまで、「やまとなでしこ」（2000年）、「anego」（2005年）、「ハケンの品格」（2007年）などの脚本を手がけた。

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