イ・ジョンヒョン(美しき日々) の最新ニュースまとめ
このほど海外活動のため芸名を「AVA(エイバ)」と改め、ミニアルバム『Avaholic』をリリースした歌手イ・ジョンヒョン(29)にとって、映画界は故郷のようなものだ。1999年から歌手として活動し人気を博しているが、1996年、チャン・ソヌ監督作品『花びら』に16歳で主演したのが芸能界デビューだ。
事務所との契約が終了したのを期に独立し、自ら事務所エイバフィルム&エンターテインメントを立ち上げた。その名に”フィルム”が入ってるのは、映画に対する愛情を示したものだと説明した。
イ・ジョンヒョンは中央大学映画科の出身だが、演技ではなく演出・制作分野を専攻した。単に籍を置いただけではない。授業に3回欠席すると落第点となるため、卒業までに10年もの時間がかかった。その間、奨学金を受け取ったこともある。今は演じ手の側だが、40代で自身が持てれば演出をしたいというのが夢だ。これまでに映画『愛と悲しみのマリア』『沈香』に助演として出演しているものの、俳優としてのポジションを固めなければならないことも承知している。
「やりたいことを全部やってみたくて独立した」というイ・ジョンヒョン。下半期にもう1枚ミニアルバムを発表した後、映画に出演する予定だとし「来年を楽しみにしていてほしい」とファンにメッセージを贈った。
そんな彼女が新たに愛情を注いでいる分野がもう1つ、チャリティー事業だ。ことし初めにボランティア団体「AVA財団」を設立した。年末にはアルバム収益金の一部を恵まれない人々のために使う計画だ。
「たくさんの芸能人が心の中でこうした考えを持っていると思います。事務所に所属していたときは会社と収益を分け合いましたが、これからは社会と分け合うという概念。そう考えると何ももったいなくありません。1年間一生懸命に仕事をして、しっかりお金を貯めなくては」。
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