記者会見でフォトセッションに応じるチョン・イル
記者会見でフォトセッションに応じるチョン・イル
去る6月20日、STUDIO COASTにて韓国俳優チョン・イルのファンミーティング<1st Fanmeeting~Secret Time in Japan(主催:KNTV株式会社)>が開催された。

チョン・イル の最新ニュースまとめ

俳優チョン・イルは1987年生まれの21歳。2006年に最高視聴率27.7%をマークし大人気を博した『思いっきりハイキック』でドラマデビュー、瞬く間に韓国女性のハートを掴み、<2007年MBC放送芸能大賞>で新人賞を受賞した。そして2009年、MBCの最新ドラマ『美賊イルジメ伝』では主役に抜擢され、俳優としてさらなる飛躍が期待されている。

観客の後ろから登場したチョン・イルは、1週間かけて覚えたという流暢な日本語でファンにあいさつを交わした。古家正亨氏のMCで展開されたトークショーでは、出世作となった『思いっきりハイキック』についてや、親友イ・ミンホとサッカーゲームをよく楽しんでいることなどを語り、またドラマ『美賊イルジメ伝』の使い込んだ台本とVTRを見ながらエピソードを紹介した。

女装シーンに顔を赤らめるチョン・イルだったが、女優ユン・ジンソとのラブシーンの話に及ぶとさらに恥ずかしそうな表情を見せた。イベント直前に行われた記者会見においても、ラブシーンに関する質問攻めに遭ったチョン・イルは、「監督がラブシーンを好み、台本になくても“イル、早くキスしなさい”と言われることがあった」と照れ笑いをしながらエピソードを公開した。

続いては、琵琶の演奏。『佳人』、『四季のうた』、『僕が夢見る、あの場所』(イルジメOST)をたどたどしい指使いで披露し、会場からはその“一生懸命さ”に拍手が巻き起こった。さらに、実際に韓国で実習し習得したという韓国式茶道をステージで披露し、5人のファンに試飲してもらうというイベントも行われた。

その後、ファンからの質問タイムでは、恋愛に関する際どいものが飛び出し、チョン・イルは「今まで真剣に交際したのは2人です」と堂々と告白、また、ドラマ『思いっきりハイキック2』には出演しないことを発表するなど正直で丁寧な回答をおこなった。

ファンを大切に思うあまりに、恒例の愛憎品プレゼントのコーナーでは次々と予想外のプレゼントが準備された。ファンミーティングのため来日していたという母親手作りのスカーフやチョン・イルが身に着けていた衣装、指輪などをファンへ手渡した。

イベントのクライマックスには、日本の『大きな古時計』をカヴァーした<Simply Sunday>の『愛しています』と<ユリサンジャ>の『愛してもいいですか』の2曲を熱唱。韓国のファンからは「歌わないほうがいい」と反対されていたそうだが、日本のファンのためにレッスンを重ねたという。

そして、ファンによるフォトセッションと続き、最後はチョン・イルが日本語で書いた手紙を読みファンに感謝の意を伝えた。ファンミーティング終了後には握手会も開催され、チョン・イルの人柄の良さが伝わる内容となった。

ドラマ『美賊イルジメ伝』は現在、KNTVにて毎週(土・日)午後7時50分~午後9時00分他放送中。監督に怒られながらも原作を生かすために奮闘したというチョン・イル。『思いっきりハイキック』のイメージを脱ぎ捨て、新たな魅力を見せる俳優チョン・イルの熱演に注目だ。
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