記者会見にて(左から)オンユ、テミン、ジョンヒョン、ミンホ、キー
記者会見にて(左から)オンユ、テミン、ジョンヒョン、ミンホ、キー
8月10日午後6時45分より東京・中野サンプラザホールにて、韓国の男性5人組<SHINee(シャイニー)>が初の来日イベント<SHINee JAPAN 1st ミニライブ&ファンミーティング in TOKYO>を行った。

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韓国歌手<SHINee>は、ジョンヒョン、ミンホ、テミン、オンユ、キー(Key)の5人から成るコンテンポラリーバンド。コンテンポラリーバンドとは、音楽、ダンス、ファッションなど全分野で同時代に通じるトレンドを提示し、それを導いて進んでいくという意味が込められている。2008年にデビューした彼らは、『ヌナ(お姉さん)はとてもきれいだ』で中高生ファンのみならず年上の女性ファンまでをも虜にし、その後も韓国はもちろん、中国、タイなどアジア地域でも人気を博した。

日本公演を熱望するファンの声から実現した今回のイベント。北は北海道から南は沖縄まで待ちに待ったファンが全国から集結し、<SHINee>の日本初ステージを見守った。メンバーをはじめ、予想以上の人数に驚くようすを見せた一同。空港にも多くのファンが出迎えに集まったという。

イベントは<SHINee>のデビュー曲『ヌナ(お姉さん)はとてもきれいだ』からスタート。イントロが響いた瞬間、緑色のペンライトで埋め尽くされた客席は早くも総立ちとなった。初っ端から激しいダンスとライブパフォーマンスを見せ付けた<SHINee>。しかし、いざトークショーとなると、10代の初々しさが残る表情を浮かべた。大きなステージをそれほど経験していないことや初来日ということもあり緊張した面持ちでトークを展開する5人に、ファンからは「可愛い」という声が何度も飛んだ。

メンバーのキーは「早く息子がほしい。“ミニKey”を肩車したい」と話し、17歳にして結婚願望があることが判明。また、オンユは全校で2位の成績を持つ秀才で、その秘訣は「よく食べて、よく寝ること」とアドバイスすると、他メンバーからは「僕もよく食べて寝るけど…」と突っ込まれる場面もあった。家族のように仲が良いという彼らの愛らしい姿が垣間見られるトークコーナーとなった。

続いては韓国でも見せたことのない“個人技”へ。ダンスがプロ並みの実力だとデビュー前から注目されていたテミンは、洋楽に合わせ得意のダンスを披露し会場を圧倒した。オンユは見事な歌唱力で、韓国歌手シン・スンフンの『I Believe』を日本語で歌った。ミンホは福山雅治の『milk tea』を、彼独特の落ち着いた渋い声で聴かせ、ファンを魅了。「日韓で愛される歌を、自分が日韓の架け橋になったような気持ちで」と意気込んでいたジョンヒョンは、平井堅の『瞳をとじて』を韓国語と日本語で歌い上げた。そして、最後はクライマックスということで、日本のエンタメ通というキーが<Perfume>の『チョコレイト・ディスコ』の振り付けを完ぺきに再現し、会場を爆笑の渦に包んだ。その後は、5人で『チョコレイト・ディスコ』を踊り会場を盛り上げた。

今を輝くグループなだけに祝賀メッセージにも豪華な顔ぶれが。イ・ヨニ、Ara(コ・アラ)、FTIsland、4minute、ダビチ、少女時代SUPER JUNIORが映像で<SHINee>にエールを送った。そのエールに後押しされるように、ミニライブへ突入。韓国版『花より男子~Boys Over Flowers』OSTから『Stand By Me』、1stアルバムから『AMIGO』、『酸素のような君』を立て続けに披露し、若さ溢れるパワフルなステージを見せた。

その後、特別企画として、選ばれたファンと一緒に踊るダンスショーや愛憎品のプレゼント、そしてハイタッチが行われた。最後には、大ヒット中の新曲『ジュリエット(Juliette)』を熱唱し日本ファンとの交流を約3時間にわたり実施した。

終了後には記者会見が行われ、メンバーは「初めての日本なのに、多くのファンが明るい表情で応援してくれて嬉しかった。これからも頑張ります」と口を揃えた。
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