ソウル大学出身の韓元長官は、高麗大学政治外交学科教授を経て、金泳三(キム・ヨンサム)政権の初代外務部長官を務めた。国連特使、駐米韓国大使も歴任しており、世界外交の舞台で幅広く人脈を築いた。現在はハンナラ党最高委員の鄭夢準(チョン・モンジュン)国際サッカー連盟(FIFA)副会長が設立した峨山政策研究院理事長も務めている。
招致委員会事務総長には延世大学国際大学院外交特任教授を務めたソ・ビョンウォン元国連次席大使、副委員長には趙重衍(チョ・ジュンヨン)サッカー協会長が決まった。
このほか、サッカー界と文化・芸術界、財界、政界、メディア界関係者からなる54人の招致委員も確定した。鄭FIFA副会長や李洪九(イ・ホング)元首相、大韓体育会の朴容晟(パク・ヨンソン)会長、全国経済人連合会の趙錫来(チョ・ソクレ)会長、俳優のアン・ソンギさん、歌手のイ・ヒョリさんらも含まれている。
一方、サッカー協会は大韓体育界と文化体育観光部から招致への同意を得た。企画財政部の国際行事審議委員会の審議を経た上で、公式にW杯招致活動に乗り出す。
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