韓国の人口で計算すると約15人に1人、日本の人口規模にすると781万人が観覧したドキュメンタリー映画『牛の鈴音』が日本上陸を果たす。

本作は、老いた農夫と一頭の老いた牛の暮らしを見つめたドキュメンタリー。
今年1月15日に韓国で公開されるや、またたく間に口コミが広がり、37日目に100万人を突破。その9日後には200万人を突破した。

公開7週目、8週目には遂に大手メジャー作品を抑えて2週連続興行成績ベスト1を獲得。なぜこの静かな映画がこれほどの大ヒットになったのかが話題を呼んで、さらに観客数を増やし、最終的には累計約300万人動員という驚異的な記録を達成した。地元韓国では「牛の鈴症候群」と呼ばれる社会現象にまでなったほど。同作品が劇場長編映画第1作となるイ・チュンニョルがメガホンを取った。

12月よりシネマライズ、銀座シネパトス、新宿バルト9ほか全国ロードショー。興行界のトップシーズンといえるお正月興行にも静かな旋風をまきおこすものと期待されている。
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