【ソウル22日聯合ニュース】サムスン電子の時価総額がグローバル情報技術(IT)最大手の米インテルを上回った。
 韓国取引所と証券業界などが22日に明らかにしたところによると、サムスン電子の時価総額(各国証券取引所内総計、優先株含む)は同日終値ベース(1ドル=1203.80ウォンで換算、以下、時点別に当時レート適用)で、1102億4000万ドル(約11兆円)と集計された。
 これに対し、インテルの時価総額は1093億8000万ドルと調査され、サムスン電子が8億6000万ドル高かった。
 サムスン電子はこの日、前日比2万7000ウォン(約2047円)高の82万5000ウォンを記録。連日、過去最高値を更新している。
 専門家らは、時価総額は市場が評価した上場企業の未来成長性と収益性を反映した価値で、グローバル市場参加者がそれだけ、サムスン電子の現在だけでなく未来を高く評価していることを示していると評価した。
 金融危機直前の昨年9月のインテルとサムスン電子の時価総額はそれぞれ1269億ドルと761億ドルで、その差は508億ドルだった。大宇証券のソン・ジョンホ研究委員(IT担当)は、サムスン電子が時価総額でインテルを上回ったことは、グローバル金融危機を経て、企業価値が変わったことを示していると話した。
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