イム・チビン選手=24日、ソウル(聯合ニュース)
イム・チビン選手=24日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル24日聯合ニュース】国内格闘技の看板選手イム・チビンが、26日にソウル・オリンピック公園体操競技場で開催される「K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16」に参戦する。スーパーファイトでタヒール・メンチチ(コソボ共和国)と激突する。

イム・スジョン の最新ニュースまとめ

 格闘技の世界に入り、ことしで15年。番外戦ではあるが必ずや勝利を収め、自身の健在ぶりをアピールしたいイムだ。年齢も30歳となり、今でなければ上昇勢に乗るのは難しいと判断した。「イム・チビンはまだ死んでいない。家族に申し訳ない思いもするが、チャンピオンの座に上るまでは、格闘技の舞台を離れたくない」と話す。
 2005年5月からK-1に本格参戦し、これまで11勝8敗。韓国と日本を行き来しながら、各種大会で通算74戦58勝(37KO)16敗の成績を収めた。成績はまずまず、老練美まで備え「ベテランファイター」としてのポジションを確立したイムだが、強豪と呼ばれることはなかった。K-1ワールドマックスに韓国代表として4回出場しながら、いずれもベスト16入りを逃し「国内向けファイター」というレッテルを貼られ、妻と幼い娘、息子に申し訳ない気持ちにもなった。
 しかし、格闘技の世界で世界チャンピオンのベルトを腰に巻くまでは、決してリングを下りたくないというイム。「まだリングを去るには早い。今辞めれば後悔する、今はまだ時ではない」と力を込める。今後の目標は、「チャンピオンの座に上り詰めること」だ。その道に向かい、すべての情熱と努力を注ぐ。最高レベルの試合を見せたいと意気込みをみせた。
 一方、同大会には、美女ファイターとして人気のイム・スジョンも出場する。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0