キム・ジャンフン の最新ニュースまとめ
“天国の女優”故イ・ウンジュが、1年ぶりに戻ってきた。
彼女は22日午後8時、ソウル蚕室(チャムシル)ロッテホテルのクリスタルボールルームで開かれた、故イ・ウンジュ1周忌追悼公演に参加した800人余りのファンや、キム・ジュヒョク、キム・ミンジョン、キム・ソヨン、ハン・ソッキュら俳優20余人の心の中で、再び蘇った。
参席者たちはイ・ウンジュの映像と写真、そして、彼女が作品の中に残した声を聴く度に、かすかな笑みをのぞかせては涙をこらえた。
コメディアンのチョン・ジェファン司会で行われたこの日の追悼祭は、ピアニスト兼作曲家のイルマの静かな演奏から始まった。その後には、生前イ・ウンジュがミュージックビデオに出演していた『悲しいプレゼント』の歌手、キム・ジャンフンが登場し、故人の姿と共に歌を聴かせた。
キム・ジャンフンは、「僕も家族を失ったことのある人間として、僕の歌が少しでも、ウンジュさんのご家族の力になれば」「苦しみのない場所で幸せになってほしい」と述べた。
続いて、イ・ウンジュの出演作である『オー!スジョン』のOST『おお、あなたは美しい女人』を歌った歌手キム・ヒョヌが登場し、別れの美しい歌詞が印象的な『愛してるという、ありふれた言葉』の2曲を披露し、会場はおごそかな雰囲気となった。
その後、登場した歌手パダ。故イ・ウンジュと日頃から親しかったという彼女は、涙をこらえようと、曲の前奏部分が終わる頃にステージに登場した。
懸命に笑顔を作って見せたパダは「多くの方が、私がステージで涙を流すのではと心配しているようですが、この場は、ウンジュのための喜びの場所だと思っている。生前、ウンジュに歌を聴かせていたけれど、この場で歌を聴かせられることになって、本当に嬉しい」と伝えた。
パダは「いつも一緒にいると思っている。生涯、必死に歌い続けて、あとでウンジュが寂しがらないように会いたい」と話し、自身の曲『Find a way』『そばにいるから』を親友にプレゼントした。しかし、曲の終盤に差し掛かる頃には、涙を浮かべ、声を詰まらせる様子も見せた。
さらに、21日夜に放送されたKBS<フォトドキュ>イ・ウンジュ編が上映されると、場内は参席者たちの涙をすする音と、涙をこらえる姿があちこちで見られた。
故人の魂を称えるファンの追悼辞で締めくくられた故イ・ウンジュの1周忌は、映画『バンジージャンプする』の、「死は終わりではない」という、故イ・ウンジュとイ・ビョンホンが交わすナレーションで幕を閉じた。
この日の会場には、イ・ウンジュのファンクラブ会員500余人、日本から訪れた日本ファンをはじめ、映画『スカーレットレター』で息を合わせた俳優ハン・ソッキュ、イ・ウンジュ所属事務所ナムアクターズのユ・ジュンサン、ホン・ウニ、キム・ジュヒョク、ソン・ジヒョ、キム・ガンウ、キム・ミンジョンらが参席し、故人を偲んだ。
Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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