作品は、能力ある資産管理人のチョン・スンピルが、結婚を数日後に控え突然行方不明になり、警察が調査を進めるなかで巻き起こる騒動を描くコメディー。スンピルを演じたイ・ボムスは、「気難しい人が制限された空間に閉じ込まれるという設定が喜劇的で興味がわいた」という。
1人での撮影が多く、ほかの俳優らと会う機会はほとんどなかったと、イ・ボムスは撮影中のエピソードを紹介した。トイレに閉じ込められたチョン・スンピルが換気口から脱出するシーンではネズミが集まってきて体中に足跡をつけていくが、実は消しゴムで足跡スタンプを作り、監督やスタッフが総出で押していったものだという。
一方、同映画には今年3月に自殺したチャン・ジャヨンが出演している。カン・ソクボム監督は、チャン・ジャヨンが出演したシーンは絶対に必要だったため、カットするか悩むことはなかったと話した。
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