京畿道水原市霊通区の建設用地で行われた起工式には、パク選手のほか国際サッカー連盟(FIFA)副会長を務める鄭夢準(チョン・モンジュン)ハンナラ党代表、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)元民主党代表、金文洙(キム・ムンス)京畿道知事、ワールドカップ(W杯)韓国代表を率いるホ・ジョンム監督ら500人余りが出席した。
パク選手はあいさつで、センターは韓国のサッカーが海外に進出し、「サッカー強国」になるためのふさわしい環境を整え、アジアでなく世界のサッカー選手の養成に向けた体系的なシステムを実現する礎になるだろうと述べた。「勝利のゴールを上げるサッカーより、文化として楽しむサッカー、これまでの教育と差別化された、新たな形の余暇文化として根付くようにしたい」と意欲を示した。
パク・チソン の最新ニュースまとめ
サッカーセンターは「パク・チソン公園」の向かい側、1万5658平方メートルの用地に地下1階・地上2階建てで建設され、クラブハウス、少年サッカーの正規サイズ(60m×40m)の人工芝グラウンド2面を備える。クラブハウスにはパク・チソン記念館や運動療法室、マルチメディア講義室、サッカー図書館、室内グラウンドなどが設置される。
パク・チソン側は非営利法人「JSFC(チソンフットボールクラブ)」を設立し、6歳から13歳未満の少年を対象に欧州スタイルのサッカー教育を行う計画だ。公式パートナー企業のGSカルテックスと共同で、社会的弱者層を対象にしたサッカー教育、物資支援などさまざまな社会還元事業も進める。
水原市はこれに先立ち、2007年には「パク・チソン公園」と「パク・チソンの森」を造成した。センター建設を受け、この地域一帯が「パク・チソン・タウン」に生まれ変わることになる。
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