SHINHWA の最新ニュースまとめ












年末歌謡授賞式シーズンである12月になれば、芸能メディアではニュースを無数に垂れ流す傾向にある。特に、授賞候補となる資格・条件を備えた人気歌手のPR的な記事は、一日数十件に上る。年末の慌しい雰囲気と興奮が一緒くたになり、一年をよりいい気分で終えたいという欲求が、ふとした時に大きくなるからだ。

最新アルバムが30万枚を超えたと発表するなど、各歌謡祭授賞式において、強力な大賞候補として話題に上っていたグループSHINHWA(シンファ/神話)。彼らに関する情報は、11月末から、判で押したように彼らのファンを喜ばせる記事ばかりだった。アイドルグループとしてはもっとも長生きしているという表面的な理由でなくとも、本当に頑張っている歌手というイメージのあるグループSHINHWA。そういった面から、1日~2日に繰り広げられたSHINHWAの一連の行動は、単なるハプニングで済ますには深く、やり過ごすには重く、乗り越えなければならないものは多い。

ノーカットニュースは1日、グループSHINHWAが過労を理由に、スケジュールをドタキャンした事実を単独報道した。SHINHWAはすぐさま告知によって、事実と異なると前面的に反論。SHINHWAが出演するはずだったのは、城南市庁が主管した<青少年 開かれた音楽会>で、公演団体や放送局が主体だった彼らの広報活動的スケジュールではなく、公的な奉仕精神に支えられたイベントだった。SHINHWAの所属事務所は、ドタキャンの理由は事実と異なると、前面的に反論する告知を出すことで、事件は一件落着したように見えた。

しかし、ノーカットニュースの2日の報道によれば、SHINHWAは謝罪の言葉と共に、記事を削除してくれと、ノーカットニュースに依頼したと伝えられている。と同時に、SHINHWAの公式ホームページにアップされていた告知も削除された。だとしたら、ノーカットニュースが報道したSHINHWAのドタキャンは、事実であったという結論に至るのだが、これには色々な問題がある。まず、SHINHWAファンクラブの大半を占める10代のファンたちを失望させたこと。これをごまかそうと、いわゆる駆け引きを試みたということ。ドタキャンも、バラエティ番組への出演が忙しいという理由だったため、本業がおろそかになっていたという非難は免れない。音楽活動を望むファンたちの意見と正反対の、バラエティ番組に出演していることもやや苦しいのに、ファンたちが本当に望んでいる場所には現れないという、スターの傲慢さを露呈した。

もちろん、スケジュールをこなしきれないほど疲れ果てていること、公式のスケジュールではなかったということを考えれば、理解できないこともない。だが、彼らの疲労の原因は音楽活動ではなく、バラエティ番組出演によるものである。現在、最高の人気を誇っているグループの、ファンに対する礼儀として、ドタキャンやごまかしを仕掛けたことが悔やまれる。スペシャルアルバムがリリースされ、各授賞式での受賞が期待されるなど、年末授賞式ムードに合わせ、SHINHWAの記事は、それこそ溢れかえっている。長所よりも先に短所に目が行く大衆の、目に余る行動を犯したのだ。

6,000名以上の受験生らの非難を、緊急告示で黙らせ、マスコミと大衆をごまかせば、事件は解決すると思っていることからも、SHINHWA所属事務所の古臭い体質がうかがえる。心から謝罪した後、チャリティーコンサートなどを企画すればいいのに、残念としか言いようが無い。疲れを癒してくれるファンたちのことを、1度だけでも考えほしかった。

Copyrightsⓒgonews&etimes Syndicate&wowkorea.jp 2004/12/03
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