景気が上昇した後に再び下降する「二番底」への懸念に対しては、持続的な財政政策、世界経済での米国の役割再設定、中央銀行の「低金利」通貨政策という3拍子がそろえば、可能性は高くないと指摘した。
金融危機対応を平時に戻す「出口戦略」の時期については、米ピッツバーグでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)で言及したように時期尚早だと強調。韓国の出口戦略の時期も世界各国の施行時期と重なっていると指摘した。出口戦略に関する協議は、来年により包括的に協議されるだろうとしている。
一方、アダムス副総裁は、経済危機以降に韓国政府が取った景気浮揚策を高く評価したほか、韓国の銀行も危機克服に上手に対処したと述べた。
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