東京事務所開所式のようす(慶尚南道提供)=15日、昌原(聯合ニュース)
東京事務所開所式のようす(慶尚南道提供)=15日、昌原(聯合ニュース)
【昌原15日聯合ニュース】慶尚南道が対日輸出の拡大と日本からの投資誘致を目指し、東京に事務所を開いた。
 新宿で15日に行われた慶南事務所開所式には、金台鎬(キム・テホ)知事をはじめファン・スンテク駐日大使館公使、鄭進(チョン・ジン)在日本大韓民国民団中央本部団長、姜英煥(カン・ヨンファン)東京慶尚南道道民会会長ら現地関係者、関連機関・企業代表など100人余りが出席した。

 東京事務所は、1996年に道が全国で初めて山口県下関市に設置した日本事務所を13年ぶりに拡大移転したもの。道はこれを機に、対日輸出と投資誘致の足場を整えるとともに、道内企業の海外進出やマーケティング活動もサポートする計画だ。

 金知事はあいさつを通じ、「東京事務所は日本との経済協力を増やし、道内中小企業の製品や農水産物の輸出を活性化させる重要な足がかりになるだろう」と述べた。

 道は現在、中国の山東と上海、ベトナムのホーチミン、米国のロサンゼルスと、合計5か所に海外事務所を置いている。

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