チャン・ヒョク の最新ニュースまとめ
奴婢(ぬひ)を追うイ・テギルを演じるチャン・ヒョクは、パーマの髪を肩まで伸ばし、うっすらとひげを生やした姿で登場。5か月余りの撮影でデギルになりきった感を与えた。
チャン・ヒョクは出演を決めた理由について、歴史ドラマによく出てくる王宮や英雄の話ではなく、奴婢と民草を扱っているというところが魅力的だったと話した。時代劇の雰囲気がある歴史ドラマという点も気に入ったという。
デギルは、両班(貴族階級)の出ながら、一族が滅びた後は逃亡する奴婢を追う「推奴輩」に転落する。人々にさげすまれながらも朝鮮一の推奴輩だというプライドを持ち、一方では幼少のころに奴婢として仕えていたオンニョン(イ・ダヘ)への思いを心の片隅に抱えているという複雑な人物だ。
こうした役は演じるのが難しいものだが、チャン・ヒョクは「ただの悪役、善人ではなく、状況により変わらざるを得ない姿がむしろ魅力的だった」と、デギル役への愛着を示した。
一方、「追われる者」ソン・テハを演じるオ・ジホは、「シナリオを見て自分がやらねばと思った」と明かした。2005年には歴史物への心配から「著童謡」への出演を断ったが、今回、本格的に挑戦することになる。「最初はトーンをつかもうと苦労したが、つかめてからは大きな問題はなかった」と、自信をうかがわせた。
アクションシーンでの苦労も多く、序盤の撮影では1か月に20日はアクションシーンの撮影に費やした。チャン・ヒョクと2人で2日間、アシの茂みの中で撮影したアクションシーンが特に記憶に残っているという。
演じるソン・テハは、朝鮮一の武将として昭顕世子(仁祖の子)に随行するうち、その志に感銘を受け、奴婢に没落した後にも昭顕世子の末息子を守ろうとする人物。ロマンチック・コメディーから脱却したいと思っていたところにオファーを受けた役で、「ソン・テハを通じ男性らしい魅力を見せたい」と語った。
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