現代自動車はソウル市内の本社で第３８期定時株主総会を開催し、監査・営業報告と財務諸表承認、理事選任などの主要案件を処理した。社内理事には尹汝チョル（ユン・ヨンチョル）蔚山工場長が選任され、パク・ビョンイル社外理事は任期延長、趙学国（チョ・ハックク）社外理事の新規選任などの案件が承認された。また、定款の事業目的に自動車用品の販売業、自動車リサイクル事業と通信販売を追加するなど一部の変更や、理事報酬限度を昨年の７０億ウォンから今年１００億ウォンに引き上げる案なども異議なく決まった。
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総会議長を務めた金東晋（キム・ドンジン）副会長はあいさつの中で、「昨年は合計２３３万７０００台の自動車を販売し、３４億９０００億ウォンの売り上げを達成した。今年は昨年より１５．１%増の２６８万９０００台の自動車を販売する」と目標を示した。経営環境が芳しくないが、リスク管理のための緊縮と成長発展の継続に向けた投資拡大という相反するテーマをひとつに調和させると抱負を述べた。
現代ＩＮＩスチールは仁川市内のホテルで株主総会を開き、社名を現代製鉄に変更する定款の一部変更を承認したほか、社内理事・社外理事を選任した。梁承錫（ヤン・スンソク）社長は総会後の理事会で代表理事に選任される予定で、社内理事に選任された李庸度（イ・ヨンド）副会長との複数代表理事体制を取ることになる。
現代モービス、現代ハイスコ、グロービスもそれぞれ株主総会を開き、理事・監査院の選任、理事報酬限度などの案件を処理した。
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