MWC開幕、サムスン・LGも現地で新製品公開

【ソウル16日聯合ニュース】スペイン・バルセロナで開幕した世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス2010（MWC2010）」を通じ、主要携帯電話メーカーの新製品が相次ぎ公開され、市場の注目を浴びている。
　関連業界が16日に明らかにしたところによると、サムスン電子はMWCで独自のオープンモバイルプラットフォーム「Bada（パダ、海の意）」を搭載したスマートフォン「Wave」を公開した。このほか、3．7インチアクティブマトリックス式有機EL（AMOLED）ディスプレーを搭載したプロジェクターフォン「I8520」、フルタッチスクリーン型携帯電話「Monte」など、さまざまなスマートフォンや携帯電話を披露した。

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　一方、LG電子はMWCに正式参加する代わりに、プラチナムイベントスポンサーとして多彩なイベントをバルセロナ市内で行い、ビジネスミーティングに注力する予定だ。
　LG電子は同日、MWC開幕に合わせ、新たに公開するフルタッチスクリーン型携帯電話「Mini」のマーケティングイベントを行った。バルセロナのあるカタルーニャ地方伝統の「人間の塔（Castells）」や、「Mini」を持つ人が主人公となって市内を歩き回る間、100人の友人がこの主人公の行動をまねながら後ろを付いて歩く公演型のパフォーマンスなど、異色のイベントで製品をアピールした。
　「Mini」は世界で初めて、パソコン、ウェブ、携帯電話間でコンテンツを自由に共有できる技術「LG　Air Sync」を具現した。3月から欧州を皮切りに世界市場で発売される。