【ソウル7日聯合ニュース】韓国陸軍が先ごろ日本の陸上自衛隊員と江原道・洪川の科学化戦闘訓練団(KCTC)でサバイバル戦を行い、勝利していたことが7日にわかった。
 陸軍によると、日本の陸上自衛隊に所属する2尉や3尉の隊員12人は4日午後にKCTCを訪れ、KCTC所属兵士らで構成された専門対抗軍12人と対決した。

 「K-1」発射機やヘリコプターなどのサバイバル装備で重武装した自衛隊員と専門対抗軍の兵士らは、実際の戦場に似た訓練場で追いつ追われつの攻防戦を繰り広げた。着用した装備は受信感度が昨年の6.5倍に向上し、全地球測位システム(GPS)の誤差を既存の5メートルから3メートルに縮め、訓練統制本部が訓練を受ける部隊と隊員の位置を正確に把握できるよう改善された。

 30分余り行われた戦闘で、自衛隊員は11人が体にレーザービームを浴び、1人だけが「生存」した。実際の戦闘であれば全滅に近い。一方のKCTC兵士らは、全員が無事だった。

 日本自衛隊のKCTC訪問は3年ぶり。韓国軍の装備や訓練場施設を視察した後、サバイバル戦体験を行ったという。


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