尹長官は会合後に記者団に対し、経済状況とマクロ見通しについて幅広く生産的な協議を行い、経済がうまく流れるよう、企画財政部と中央銀行が協力していくことで完全に認識を同じくしたと伝えた。
金総裁は、今後予想される国際市場の急変に備え、両機関がいかに協力していくのかについて共感する会合だったと評価した。
同席した尹ジョン源(ユン・ジョンウォン)企画財政部経済政策局長、張炳和(チャン・ビョンファ)韓国銀行副総裁補によると、双方は会合で、経済政策の調和、危機再発防止に向けた情報共有・実務協議を緊密に行っていくことで合意した。また、国内外の経済環境の不確実性が大きい状況でも、韓国経済は内需や輸出、生産などが改善傾向を続けているとの見方で一致した。
あわせて、主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)議長国として、新たな国際金融秩序の形成をリードするため、政府と韓国銀行がG20議論で緊密に力を合わせていくことにした。
張副総裁補は会合直後、金利引き上げ時期に関する議論の有無を問う質問に、「金利や出口戦略に関する具体的な言及はなかった」と答えた。為替問題についても、具体的な話し合いはなかったという。
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