来月から発売される「S-エアビタ」(上)と「カービタ」=(聯合ニュース)
来月から発売される「S-エアビタ」(上)と「カービタ」=(聯合ニュース)
【ソウル21日聯合ニュース】韓国の専業主婦が開発した小型空気清浄機が、国内外市場で旋風を巻き起こしている。小型だが空気清浄に必要なあらゆる機能を備え、だれでも気軽に購入できる価格が人気を呼んでいる。
 製品名は、「空気のビタミン」を意味する「エアビタ(AIRVITA)」。専業主婦だった李吉順(イ・ギルスン)さんが10年をかけ開発した。イオン最適化診断技術で常に一定のイオンバランスを保ち、空気中のほこりやたばこの煙、ウイルス、かびなどを効果的に除去し、快適な室内環境をつくる。価格は10万ウォン(約8200円)前後と手ごろ、電気代は月100ウォンで十分だ。手入れも簡単で、李さんは「フィルターを洗うだけで終わり。追加費用は一切かからないし、半永久的に使える」と説明する。
 李さんは2002年に代表として会社を立ち上げ、現在は米国、ドイツ、日本、中国など世界10カ国で認証を取得し、製品を輸出している。技術大国ドイツのテレビ通販では、放送1時間余りで1万6000台を売り上げ、現地はもちろん、国内業界を驚かせた。日本ではヤフー!ジャパンの「Yahoo!ショッピング」をはじめ、インターネット通販サイトで販売している。今月下旬からは中国のテレビ通販にも進出する。
 さらに来月からは、デザインを強化し空気清浄範囲も広げた「S-エアビタ」、自動車用「カービタ」の新製品2種も発売する。李さんは、「世界中の人が空気清浄機と聞けばエアビタを思い浮かべるよう、 グローバルブランドに育成したい」と意気込んでいる。

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