K.Will=(聯合ニュース)
K.Will=(聯合ニュース)
韓国バラード歌手のK.Will(ケイウィル)が15日、東京のIMAホールで単独公演<K.Will First Live Concert with Band in Tokyo 2010>昼夜2回公演を成功裏に終えた。公演後のインタビューで、今後はジャンルにこたわらず様々な音楽に挑戦したいとしながら、「ファンキーな曲も歌ってみたいし、いつかはラップのアルバムも出したい」と、音楽への意欲と情熱を語った。

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 今回の公演については、昨年初めて韓国でバンドと一緒にコンサートを開いたが、日本でもバンドとの公演でさらに素敵なライブができ、うれしかったと満足なようすを見せた。また、2回の公演に参加したファンの声援にも感謝の気持ちを口にした。
 「長く愛される音楽がしたい」というK.Will。子どものころにブラックミュージック、特にR&Bを口ずさみながら、漠然と歌手になりたいと考えていたが、その夢がかなうとは思ってもいなかったと振り返る。だが、大学時代に偶然舞台に立ったことから、自分にとって幸せで大切な場所だと気づき、「幸せになりたくて」本格的に歌手になる決意を固めたという。

 歌手になるまではずいぶん長い時間がかかった。先輩歌手のコーラスとアルバムのレコーディング、ガイドボーカル、アカペラグループ活動などで次第に音楽の幅が広がった。K.Willは、「そうした時間が今の自分を作ってきたと信じているため、無意味な時間ではなかった」と、音楽とともに歩んできた過去に大きな意味を与えた。

 自分の性格に関しては、悲しい歌をたくさん歌うが、暗い方ではなく面白いことも好きで、冗談もよく飛ばす明るい性格だと紹介した。「バラエティやラジオなどに多く出演していますが、最初は自分のように悲しい歌を歌う歌手が番組で面白い話をするのがどうも変で、悩むこともありました。でも今は自分のありのままの姿を見せることができますし、ファンもそんな姿をよく理解してくれています」。

 最も愛着のある歌を問う質問には、全曲が大切だが、ファンに自分の存在を知らせ、ファンと自分をつないでくれた『涙がポロポロ』を挙げた。 
 秋ごろに新アルバムを出す予定のほか、韓国でコンサートも開く計画だ。ファンに感謝の気持ちを改めて示しながら、「常に新しい姿を見せるK.Willになる」と約束した。



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