【東京25日聯合ニュース】72回目の韓日戦で勝利を収めたサッカー韓国代表が足取りも軽く、ワールドカップ南アフリカ大会の前哨基地となるオーストリアに向け出発した。
 成田空港を出発した韓国代表は、ドイツ・ミュンヘンを経由し、海ばつ1200メートルの高地、オーストリア・ノイシュティフトへと向かう。同地で合宿し、ベラルーシ(30日)、スペイン(来月4日)と強化試合を行う。韓国時間来月5日に、W杯ベースキャンプ、南アフリカ・ルステンブルク入りする。
 この合宿では、高地でのプレーに適応するトレーニングを進める。韓国代表は1次リーグ第2戦で、海ばつ1753メートルの高地、ヨハネスブルクのサッカー・シティ・スタジアムでアルゼンチンと対戦する。高地経験の少ない韓国代表は、京畿道・坡州の代表チームトレーニングセンターに低酸素室を設置するなどし、適応を進めてきた。オーストリア合宿からは、酸素量を調節できる酸素マスクを選手に支給する。
 また、この合宿では、最終登録選手23人確定という重要な作業が行われる。最終エントリーは韓国時間来月2日午前7時までに、国際サッカー連盟(FIFA)に提出しなければならない。
 ホ・ジョンム監督は、30日のベラルーシ戦には精鋭メンバーよりも候補群を大挙投入する計画だ。この日出発に先立ち、取材陣に対し「ベラルーシ戦は国際Aマッチではないと評価されても構わない。23人最終エントリーのボーダーラインにかかった選手を評価する場にする」と述べた。さらに来月4日、スペインとの最終強化試合を基に、W杯の舞台に立つ11人を決定する。



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