【ソウル27日聯合ニュース】来月2日に投開票が行われる統一地方選挙の不在者投票が27日午前10時、全国522か所の不在者投票所で一斉に始まった。事前に不在者申告をした93万1755人、有権者全体(3886万1763人)の2.4%が28日まで2日間、投票を行う。
 不在者投票は、投票所での一般不在者投票と、体が不自由などの理由で自宅で投票する居所投票とに分かれる。一般不在者投票は、午前10時から午後4時まで、住民登録地とは関係なく最寄の投票所で投票できる。居所投票は、投票用紙を来月2日午後6時までに管轄の選挙管理委員会に到着するよう郵送する。
 不在者投票所は、京畿道・坡州の都羅山南北出入事務所(CIQ)、独島(日本名:竹島)などにも設置されている。
 海軍哨戒艦「天安」沈没事件で、北朝鮮製魚雷が原因と韓国が発表したことに反発した北朝鮮が開城工業団地を閉鎖する可能性が浮上するなか、同工業団地入居企業の関係者や労働者275人も、27日午前10時から午後4時まで、都羅山南北出入事務所で不在者投票を行う。選挙管理委員会関係者は、突発的な事態がない限り、開城工業団地労働者の不在者投票は通常通り進める予定だと述べた。



Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0